彼を知り己を知れば百戦して殆うからず ―――試験を受ける前に知ってもらいたい・・・・・・
中検合格者たちの体験談
難関の中検2級が対策授業を受けて一か月で合格した吉田さん!
中国語歴ゼロから八ヶ月で中検4級ほぼ満点で合格した高橋さん!
ご存じの通り、中国語の入門段階はとても難しいです。
ピンイン、声調を完全にマスターするには週一回の授業の場合、2,3ヶ月ぐらいかかります。
高橋さんの場合、仕事以外の時間を利用して、八ヶ月以内に入門、発音、単語、文法、試験対策まで全部クリアされました。
そして、ほぼ満点で合格。お見事です!
では、高橋さんはどういた勉強法で学びましたのかを聞いてみました。
合格者の勉強方法
皆さん、こんにちは。高橋です。先ずは自分が「絶対受かるんだ!!」という強い気持ちを持ち続ける事が一番大事。だよね…
後は、
- 授業の復習をしっかり行う。
- 先に文法を身に付ける。
- 過去問題で不正解の問題を習得。
- 通勤中、運転中ひたすらリスニング。
- 単語は残り1ヶ月で集中的に覚える。
- 試験直前ギリギリまで勉強。
- 試験中は早く退出せず何回も見直す。
試験を受けるにあたり
- なるべく禁酒(俺は無理だったけど…)
- 規則正しい生活を送る(俺は週末がだらしなかったけど…)
- 勉強が出来る環境に感謝する。
- 自分を生んでくれた両親、支えてくれる家族に感謝する。
[授業の感想]
- 老师が一番熱心。
- こちらが解るまで説明して下さる。
- 試験までの学習スケジュールを教えて貰えた。
- 授業以外の時も、LINE 、mail 等で質問出来た。
- 試験直前まで励まして貰えた。
皆さんも頑張ってください。頑張れば不可能はないです。加油!
中検ってどんな試験ですか
中国語検定について
中国語検定(ちゅうごくごけんてい)は、*日本中国語検定協会が主催する検定試験の通称。正式名称は中国語検定試験。略称中検。1981年の第1回試験実施以降、2014年までに84回行われました。
*日本中国語検定協会
Tel: 03-5211-5881
Fax: 03-5211-5882
URL: http://www.chuken.gr.jp
中国語検定の構成
以下の6レベルに分けられ、日本中国語検定協会は認定基準を以下のようにしている。試験は筆記形式であり、各級とも聴き取り検査(リスニング)も課せられる。
1級のみ二次試験があり、一次試験合格者に面接試験が課される。
◎1級 高いレベルで中国語を駆使しうる能力の保証。
◎準1級 実務に即従事しうる能力の保証(全般的事項のマスター)。
◎2級 実務能力の基礎づくり完成の保証。
◎3級 自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)。
◎4級 中国語の基礎をマスター。
◎準4級 中国語学習の準備完了。
中検の申し込み方法
郵送による申込みやインターネットによる申込み二種類の方法があります。
受験料はインターネットの方が100円~200円程度安くなります。
インターネットによる申込みは日本中国語検定協会のホームページ
http://www.chuken.gr.jpまでご覧ください。
中検の受験日
3月第4日曜日:準4級~準1級
午前と午後の併願可
午前:準4級、3級、準1級
午後:4級、2級
6月第4日曜日:準4級~準1級
午前と午後の併願可
午前:準4級、3級、準1級
午後:4級、2級
11月第4日曜日:全級
午前と午後の併願可
午前:準4級、3級、準1級
午後:4級、2級、1級
試験の実施履歴
第97回 | 2019年3月 |
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第98回 | 2019年6月 |
第99回 | 2019年11月 |
第100回 | 2020年3月 |
第101回 | 2020年6月 |
第102回 | 2020年11月 |
中検を受ける?それともHSKを受ける?
日本国内において、中検は中国語能力を測る指標として使われることも多く、日本国内の受験地が11箇所(東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄)に限られる漢語水平考試 (HSK) に比べ全国54箇所(海外では北京・上海・シンガポールの3箇所)と受験会場も多く、年間5万人が受験している、日本国内でかなり人気のある試験です。
ただし、この資格の適用地域は日本のみであり、国際的な知名度は低い。
これに対し、HSKは中国政府機関である教育部の認定試験であり、中国をはじめとした世界各国において中国語力の証明として通用する。
中国の大学では外国人留学生に対して、HSKの一定スコアを求めている。
要するに、海外で使うなら、HSKを選ぶべきです。
日本国内に使うなら、案外中検の方が皆さんに広く知られ便利です。
中検問題の構成
リスニング
二種類の問題があります。第一問は短い中国語の問いに対して、四つの答えの中から一つ正しいのを選びます。全部十問ありまして、問いの印字もちろんありません。
第二問は中国語の会話を聞き、問いに対する正しい答えを四つの中から一つを選びます。全部五問がありまして、問いの印字はありません。
次は中国語の短文を聞き、問いに対する正しい答えを四つの中から一つを選びます。全部五問がありまして、問いの印字はあります。
ピンイン問題
全二問あります。第一問は四つの単語の中に声調の組み合わせは他と異なるものを選びます。 第二問は漢字のピンインの正しい表記方を選びます。
文法問題
四つの選択肢から一つ答えを選んで、正しい中国語の文を作ります。全十問です。
語順並び問題
日本語を参照し、バラバラの中国語訳の単語を正しい語順で並びます。全五問です。
中国語訳選択問題
各日本語の文に対して、正しい中国語の通訳を選びます。全五問です。
読解問題
やや長めな文章ですが、質問は全部で六問です。枠で表示していて、単語が抜けている五つのところに選択肢から正しい単語を選びます。その後は長文意味のまとめ問題です、つまり長文に基づいて、問題に出ている文はどっちが文章の意味に合うかを選びます。
中国語に訳す問題
日本語の文を中国語に訳すことです。全五問です。
中検第83回分析
中検第83回分析はこちらのページで解説しています。