皆さんは夜十一時以降の池袋と出会ったことがあるか。夜十一時以降の池袋は不夜城である。サラリーマンは居酒屋に入ったばかり、カラオケに行く人はまだワクワクしている。私たち中国語教室も時々このような夜を作り、仕事のストレスを解消する。
日本のドラマ「深夜食堂」を原作として、中国人の製作した「深夜食堂」は中国で大きな悪評を呼んできた。なぜかという、原作の精神が無くなって、中国人の生活から離れてしまって、原作と比べって雲泥の差である。では、中国人の深夜食堂はどのような姿であるか。
私たち中国語教室は会食すると常に居酒屋に行く。しかし、中国に帰ったら、居酒屋のようなところが多くの中国人にとって生活に遠くて、人間味の薄い感じがする。地方性により、中国人は日本人と全く違う性格であるから、中国人はほぼ大笑いしたり、大きい声で喋ったりして、このような勝手気ままな雰囲気のあるお店が大好きである。中国の深夜に、大排档(中国語:da pai dang)(図1)が常に最もにぎやかである。
大排档は露店が集まっているところである。日本の露店と比べて、大排档は常に固定な店舗で相当的に安定であるが、人によって汚い感じがする事もよくある。中国人は汚いところが好きだということでもなく、ただ美味しい食べ物に比べて、清潔感をたまに放棄してもかまわない。私は大排档に行ったら、必ず「烤串」(中国語:kao chuan)(図2)あるいは「炸串」(中国語:zha chuan)(図3)を注文する。「烤串」は日本の焼き鳥と似っているが、やり方は全く異なっている。そして、「炸串」は天ぷらのようなやつであるが、天ぷらのように粉を付けることなく、甘いソースあるいは辛いソースを付けてとてもおいしいである。
辛いものを食べたいなら、「麻辣烫」(中国語:ma la tang)(図4)と「麻辣香锅」(中国語:ma la xiang guo)(図5)と「麻辣小龙虾」(中国語:ma la xiao long xia)(図6)を薦める。この三つは全国的に大人気である。東京や池袋の中国料理屋にも売っているし、例えば、池袋の「周黑鸭」や「汤火麻辣烫」などの中国人に愛されるお店は常に販売されている。皆さんもし興味があればぜひ試してみてください。
辛いものに興味がなければ、甘いやあっさりのが好きだったら、雑炊のお店もある。そのほか、「肠粉」(中国語:chang fen)(図7)は逃がしていけない。「肠粉」は広州料理の一つで、東京や池袋の広州料理のお店は常に売っている。例えば、西池袋に「中国食堂」と言う店に「肠粉」を販売しているようだ。(そして「蟹黄包」(中国語:xie huang bao)(図8)と「生煎灌汤包」(中国語:sheng jian guan tang bao)(図9)も中国にはとても有名である。「蟹黄包」は蟹ミソの中身で、蒸籠蒸しするが、「生煎灌汤包」は鍋でやいて、一口かじって汁が出って肉の香も出ってしまう。これらも東京や池袋などでの中国料理屋によく売っているよ。例えば、池袋の北口を出ってまっすぐ行って、右側にある店が「灌汤包」を販売している。
写真を見ながら、もう食欲が満々になってしまった。中国の深夜食堂はきれいな日本の居酒屋ようなお店ではなく、少し混乱な大排档である。そこで、美味しい料理を食べて、友達と笑っているうちに、時々隣に住んでいるおばあさんと出会って挨拶をする。このような画面は中国人の地味な生活である。皆さんはもし興味があれば、東京や池袋に来て中国人に好まれている中国風の料理を食べてみようか。私たち中国語教室の社員も常に中国料理屋に行って、皆との出会いを心から期待している。