HSK対策 | Only語学塾

HSK対策

HSKとは

HSKは、中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)の公認する中国語の語学検定試験です。HSKの開発や試験問題の作成は中国国家漢語国際推進事務室(略称:国家汉办)が行っています。

中国政府認定の中国語検定であるため、中国や日本国内、そして世界中で、中国語 能力の公的な証明として通用し、HSKの成績証明は中国留学の際の基準や就職・転職の際にも活用されています。

試験日程や申込み方法などはHSKのホームページまでご覧ください。

HSK*HSK日本実施委員会 事務局
東京都新宿区神楽坂6-35-1教育 センタービル2階
TEL: 03-3268-6601
ホームページ:http://www.hskj.jp

新HSKとは

以前のHSKは、主に中国への留学生のために設計されたもので、試験内容も言語知識の測定を中心とした難易度の高いものでした。
2010年、中国語によるコミュニケーション能力の測定を第一の目的として、そのため、今のHSKは中国での実際のコミュニケーションで使用する会話形式の問題や、リスニング、スピーキング能力の測定に重点をおいた試験となっています。

HSK指定校とは

中国政府公認の検定であるHSKの普及につとめ、日本のおける中国語学習者の中国語を用いたコミュニケーション能力向上に貢献し、HSKの本実施委員会の定める認定基準を満たす教育機関のことです。

HSKのホームページで当教室の紹介が見られます。

HSKを受ける?それとも中検を受ける?

日本国内において、中検は中国語能力を測る指標として使われることも多く、日本国内の受験地が11箇所(東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄)に限られる漢語水平考試 (HSK) に比べ全国54箇所(海外では北京・上海・シンガポールの3箇所)と受験会場も多く、年間5万人が受験している、日本国内でかなり人気のある試験です。
ただし、この資格の適用地域は日本のみであり、国際的な知名度は低い。

これに対し、HSKは中国政府機関である教育部の認定試験であり、中国をはじめとした世界各国において中国語力の証明として通用する。
中国の大学では外国人留学生に対して、HSKの一定スコアを求めている。

要するに、海外で使うなら、HSKを選ぶべきです。
日本国内に使うなら、案外中検の方が皆さんに広く知られ便利です。

HSK各級の説明

新HSKを受験するにあたり、必要な語学力の基準は以下になります。

初級

必要とされる単語量 試験のレベル
1級  150語程度及び文法知識  簡単な単語とフレーズを理解・使用できる。
2級 300語程度及び文法知識 簡単な日常会話ができる。

中級

必要とされる単語量 試験のレベル
3級 600語程度及び文法知識 仕事や旅行などで基本的な会話ができる。
4級 1200語程度及び文法知識 広範囲に渡る話題について、中国語で流暢にコミュニケーションができる。
受験者の目安として、中国語の授業を週2~4回、2年程度学習している。

上級

必要とされる単語量 試験のレベル
5級 2500語程度 新聞・雑誌を読み、テレビや映画を鑑賞できる。
6級 5000語以上 ビジネス文書を読解し、会議で十分討論できる。

HSK各級の試験時間

*時間帯異なる級は併願可能です。
*毎年試験の受付開始時刻、試験開始時刻は変更になることがあります。公式サイトまたは受験票にてご確認ください。
*試験時間には試験開始前の説明時間も含まれます。

時間帯 A(9:30~)

試験 試験時間
筆記(午前) 2級 約65分間(受付開始9:10/試験開始9:30)
筆記(午前) 4級 約115分間(受付開始9:10/試験開始9:30)
筆記(午前) 6級 約150分間(受付開始9:10/試験開始9:30)

時間帯 B(13:30~)

試験 試験時間
筆記(午後) 1級 約50分間(受付開始13:10/試験開始13:30)
筆記(午後) 3級 約100分間(受付開始13:10/試験開始13:30)
筆記(午後) 5級 約135分間(受付開始13:10/試験開始13:30)

時間帯 C(16:40~)/時間帯D(18:20~)

試験 試験時間
口試 中級 約45分間(受付開始16:20/試験開始16:40)
口試 初級 約48分間(受付開始18:00/試験開始18:20)
口試 上級 約50分間(受付開始18:00/試験開始18:20)

HSK証書

HSKの成績は、長期間有効です。
ただし、外国人留学生が中国の大学に入学するための証明としては、その有効期間は受験日から起算して2年となります。

東京室の生徒さんの4級合格証書です。

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HSKスピーキング問題の対策

HSKスピーキング問題の対策はこちらのページで解説しています。