大反響を及んだ「納豆仙人」

 人気日本バラエティー番組「家、ついて行っていいですか」が取材した70代のおじいさんのことは中国SNSで話題になっています。番組のスタッフはたまたま声をかけたこのおじいさんは、なんと何十年以来もずっと仕事をしていなくて、親の財産で暮らしています。

 自分は自分のことを「元祖 引きこもり」と名付けしました。おじいさん毎日の食事は納豆とライスのみ、掃除も20年以上していませんでした。実はおじいさんは父母と兄弟を亡くして以来天涯孤独の身で、自分は「世の中から外れちゃった男だから、あとは死を待つだけ」と言っています。

 長年納豆生活で、家中に納豆のカラがあちこち散らかっています。幸い、番組が費用を出して、おじいさんの家掃除を業者に頼みました。なんと掃除費用で32万4千円かかりました。さすが20年間掃除していないからだね。

 中国のSNSに転載された後、中国の視聴者の中にも大反響を及びました。実は、中国でもこういう「ニート」問題が社会問題になっています。特に中国も日本と同じように少子高齢化社会になっている今。「ニート」は中国語で「啃老族」(kĕnlǎozú)と呼んで、成人しても年老いた親に経済的に依存している子のことです。「啃老」は年老いた親を食いつぶすという意味です。

 中国高齢化研究センターの统计によると、现在若者の30%が引きこもりをしており、65%以上の家庭にニート问题があります。清華大学や北京大学など中国のトップグラスの大学を卒業した人、または海外留学した人も「ニート」一族になってしまったことを時々ニュースで報道されます。中国の「啃老族」の中で、理想が高いゆえ、満足できる仕事が見つからない大学卒業生や仕事が大変で慣れないと口実にして辞職した人、または学歴が低く、知識も技術もないが、賃金の安い肉体労働が嫌いので家にいる人は大部分を占めます。

 中国で起こった一例を見てみましょう。ある男はイギリス留学から帰った後、仕事をするのが嫌で、十数年間ほとんど仕事していませんでした。しかし、社会を離れれば離れるほど、人と付き合うのが怖く感じ、行く場所がない彼はそのまま20年ぐらい家に引きこもりしていました。「(私は)年をとっています。私は死んだら、彼の人生はどうなるでしょう」とお父さんはいいました。この息子さんは多分今後も今日紹介した「納豆仙人」と同じ人生を歩むでしょうね。

 中国では昔から、親は子供を手厚く育てて、そして年老いた親は子供に養ってもらうというのは一般的です。ただし、今の一人っ子の家庭で大切に育てられた子どもたちは、うまく社会に馴染み込むことができない、自立生活もできない、わが子をいつまでも可愛がる親心などなどの要因で、もう成人になったにも関わらず、親元での生活をいつまでも続けています。いずれにしても、「啃老族」のような生活スタイルは親の教育の失敗につながっています。親たちは大自然の動物たちを見習うべきだと思います。母鷹は子供たちの飛翔の腕を磨くため、生まれたばかりの雛鷹を崖から突き落としてしまいます。死に掛けたことを経験したからこそ、雛鷹は弱肉強食の自然の中で生き抜くことができます。

 

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