WHO「緊急事態宣言」ってどういうこと?

 WHO (World Health Organization) とは世界保健機関という組織であり、全世界人間の健康のため設立された国際連合の専門機関です。WHOの目的は「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」で、活動内容は全世界の災害と感染症情報の収集と公開、そしていざというの時に緊急対策の発表、多国間協力の推進などのことです。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1月31日にWHOは専門家による緊急の委員会を開き、感染がほかの国でも拡大するおそれがあるとして「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。これは、世界保健機関が「今の時点で新型コロナウイルスの感染のほとんどは中国本土で起きていますが、今後さらに感染が世界に広がるおそれがあることから、国際社会全体で警戒感を高め、対策を強める必要がある」ということを伝えようとしています。

 WHO緊急事態の宣言は、2009年の豚インフルエンザや2014年のポリオ、そして去年7月のアフリカ中部でエボラ出血熱の感染など、これまでにただ5回出されました。「緊急事態宣言」は象徴的な意味も強いとみられています。そのため、日本も含め、世界各国では、検疫体制を強化して、新型コロナウイルスに強い対策を取っています。

 WHOの「緊急事態宣言」について、中国外務省は「中国は、WHOと密接な意思疎通と良好な協力関係を保っている。WHOや各国とともに、引き続き世界や地域の公共衛生の安全を守っていきたい」と強調しました。WHOも中国の対応措置に対して信頼を持っていることを表明した。そして、この宣言は、医療体制が弱い国の支援と保護するためのものであり、WHOは中国への旅行や貿易規制の主張を反対します。

 また、中国国家衛生健康委員会も「中国政府は新型のコロナウイルスによる感染拡大の防止を重視していて、すでに最大限の厳しい対策を講じている。中国は病気の流行をコントロールし、最終的に打ち勝つ自信と能力がある」とコメントしました。「緊急事態」の時期こそ、中国人の皆さんは自分の国に自信を持っています。中国も国際社会からの支持と理解を求めています。

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