中国の朝食文化

 「早上吃好,中午吃饱,晚上吃少」(朝食は豪華に食べ、昼食はお腹いっぱいに食べ、夕食は少なめに食べ)という中国のことわざがあるので、「食をもって天となす」の中国人にとっては朝食が一番手を抜いてはいけません。さて、中国人は一体朝に何を食べるのでしょうか。

 中国の朝ごはんの定番といえば「豆浆」(トウジャン)(豆乳)と「油条」(ヨウティアオ)(細長い揚げパン)のセットです。豆浆は、熱いものと冷たいものの区別のほか、原味(甘くない)、甜味(甘い)という区別があります。油条のほうは、揚げパンのようなものです。食べ方はいろいろであり、ザッサイにような漬物やタレ、ソース等につけて食べることもありますし、豆浆や粥、スープ等につけて食べることもあるようです。

 中国ではどこでも売っている定番といえば「包子(バオズ=まんじゅう)」です。様々な種類がある中でもやっぱり人気メニューは肉包(ロウバオ=肉まん)と菜包(ツァイバオ=野菜まん)です。

 中国人の多くは胃の冷えを嫌うため、お粥は大人気です。日本ではお粥といえば、白い粥のことで、病気の時とか、特別な場合にしか食べないイメージですが、中国では、粥は日常食です。いつでも食べられて、粥の中に、肉や卵、野菜など、何でも入れます。皮蛋瘦肉粥(ピータンと肉のさっぱり粥)はとくに有名です。お粥と包子のセットは最高です。

 朝に卵を一つ食べたほうが健康的だと言われています。ゆで卵よりも、茶葉卵のほうが美味しいです。茶葉卵で、お茶とさまざまな調味料でつくったタレに漬け込まれたゆで卵で、中国ではメジャーな香辛料である「八角」が使われている点が特徴です。

 同じ朝食でも地域によってそれぞれの特色があります。天津では代表的な朝食は「煎餅馃子」です。「緑豆粉やいなきび粉など何種類かの豆類や穀物の粉と水で調合したたねを丸い鉄板の上で薄くて丸い生地を焼いて、その上にさらに卵液を広げて、葱を振りかけて、そして焼きあがった生地の上に好きなソースを塗り、とても歯ごたえのある油条と野菜を乗せ、巻いたら食べます。

 小籠包は上海の名物の朝食です。辛いことで有名な四川省では朝から辛い「紅油抄手」(辛みワンタン)を食べます。湖北省の武漢市の朝は熱乾麺(茹でた小麦の麺に芝麻醤、 搾菜、ネギ、こしょうなどを食べる直前に混ぜ加えて調理されたもの)を食べます。また広州では朝ごはんを食べることを「喝早茶(朝の飲茶)」と言い、レストランで様々な種類の点心やお粥、叉焼包、焼売、腸粉などを食べます。

 中国の朝食から、中国人が食に対する情熱も感じられると思います。中国にお越しの際は、ぜひ地元の人に混ざって朝食の食べ歩きをしてみてくださいませ。キーワード:東京、池袋、中国語教室、中国語、東京、池袋、中国語教室、中国語、東京、池袋、中国語教室、中国語、東京、池袋、中国語教室、中国語