中国都市紹介――敦煌

 敦煌(Dūnhuáng)は中国の甘粛省北西部の都市です。河西走廊とよばれる地帯の西端に位置するオアシスの町で,シルクロードの中国側の出入口に当たる最重要の地でした。敦煌市の近郊に、五百以上の石窟寺院の群集する世界遺産莫高窟があります。敦煌は中国重要な文化的な観光地で、日本人の中にも人気があります。

 われわれ中国語教室の中国語先生たちの中に、敦煌に何回も行ったことがある人もいるらしいです。敦煌のどこかに魅せられたのかを聞いたら、以下の回答をいただきました。それでは、今日は皆さまに中国の敦煌市について紹介したいと思います。

1.莫高窟

 莫高窟(ばっこうくつ)あるいは千仏洞(せんぶつどう)とは世界遺産に登録された甘粛省敦煌市近郊にある仏教遺跡です。莫高窟は中国三大石窟の1つで、その中に600あまりの洞窟があり、2400余りの仏塑像が安置されています。石窟群のうち現存する最古の窟は4世紀末から5世紀はじめに造営されたものでした。石窟群からは、3万~5万点に及ぶ文書や写本、仏画、経典などが発見されました。

 莫高窟では、日本語対応のイヤホンが用意され、石窟の歴史や成り立ち、そして内部の壁画と塑像の解説を映像と合わせてご覧いただけます。また、石窟の見学には、莫高窟専門の日本語解説員が同行します。中国語がぜんぜんわからなくても莫高窟の歴史と芸術を満喫できます。

2.鳴沙山

 敦煌南部にある「鳴沙山」は、砂漠が作り出した広大な砂の山々です。『史記』には、「天気がいいときは、音楽を奏でているようだ」と記載されました。その原因でこの砂の山は「鳴沙山」と言い始めました。山はすべて砂が堆積してできたもので、東西の長さは約40km、南北の幅は約20kmあり、山峰は険しく、最高峰は約250mです。

 鳴沙山では自らがラクダに乗って、ラクダの隊列で砂漠に進みできます。山の頂きに登った後は、名物「砂滑り」を楽しみことも出来ます。「砂滑り」は山の頂きから一気に下まで直線的に滑り降りる大きなサンドスキーです、子どもだけでなく親たちも大興奮してしまいそうです。

3.玉門関

 玉門関は中国前漢の武帝の時代に築かれたシルクロードの重要な堅固な関所の1つで、敦煌市の北西約90kmにあります。そして玉門関は、中国古代より文化人が辺境の戦いや孤独な生活を思い詠嘆する地で、もっとも有名なのは唐代の詩人王之渙が「羌笛何須怨楊柳、春風不度玉門関」(羌笛何ぞ須(もち)いん楊柳を怨む、春風渡らず玉門関)と詠んでいました。

 今でも玉門関といえば、人々は西域の遠さと長く厳しい冬、そして孤独な感情と悲しい情景が浮かびあがります。

4.敦煌の名物グルメ

 敦煌の美味しいものと言えば、驢肉黄麺が名物です。黄色い麺に特製の甘辛いたれをかけて食べます。そのたれには、とうふや肉が混ぜられています。口当たりはとてもなめらかで、つるつると抵抗なく食べられます。麺はつねに驢馬肉と一緒に食べますが、驢馬肉は全く臭みがなく、すごくおいしいので、機会があればぜひ試してみてください。

 そして、敦煌の街角では「杏皮水」と書かれたドリンクを売っている店をよく見かけます。「杏皮水」とは読んで字のごとく、干した杏子の皮を煮出したドリンクです。味は爽やかで甘酸っぱく、強い日差しのなかで歩き疲れたときに喉をすっきりと潤してくれます。ほのかな甘みは砂糖を加えたものではなく、天然の甘味によるものです。

 これだけの敦煌についての紹介を見てきて、皆さんもワクワクになりませんでしたか。機会がありましたら、ぜひ行ってみて敦煌の旅を楽しんでください。

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