中国古代の神獣

 神獣は普通の動物ではみられないが、架空の彼達の外見が実から来ている。魔除けと祈りの役割を果たすことができるために、守護神として様々な建物と服から見つけられた。以前我々中国語教室東京池袋校のOnly語学塾で神獣の写真を示し、授業の中でも中国神話に関する雑談を行い、生徒さんは中国の神獣に対して深い興味を持っているようだ。そのため、今日、南池袋公園に近くの中国語教室–Only語学塾は皆さんに四神、四霊を詳しく紹介する。

四神

 四神は中国神話において天の四方の方角を守護している霊獣であり、一般に東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武のことを指す。また、四象、四獣とも呼ばれる。五行説により、中央に黄竜を加え、五獣とされることもあり、それは五行思想である。四神はそれぞれ方位、季節を司って、同時に異なる色、天干地支や星宿などにも相応しているようだ。

  • 青龍

 中国において龍は古代の皇帝を象徴し、青龍は東方を守護しており、長い舌を出した竜の形とされ、豊作と平安を祈る神獣である。現代日本語では青は英語で言うブルーを意味することが多いが、中国語で「青」の原義は青山・青林のように緑色植物の色であり、本来は緑色をしているとされる。東京池袋駅の近くで「清龍」と呼ばれる居酒屋もある。

  • 白虎

 白虎は中国の伝説上の神獣である四神の1つで、西方を守護する。白は、五行説では西方の色とされる。細長い体をした白い虎の形をしている。また、四神の中では最も高齢の存在であるとも言われている。東京都港区虎ノ門にはかつて門があり、江戸時代江戸城西に位置したため、白虎にちなんで虎ノ門と呼ばれたという。

  • 朱雀

 朱雀は南方を守護する神獣とされって、翼を広げた鳳凰様の鳥形で表される。鳳凰と類似が指摘されることもあり、間違われることもある。あくまで神格のある鳥であり、信仰の対象ではあるが所謂悪魔や唯一神、列神の類ではないことが最大の特徴である。朱雀は、私年号として、寺社の縁起や地方の地誌等によく見される。

  • 玄武

古代中国において、亀は「長寿と不死」の象徴、蛇は「生殖と繁殖」の象徴で、玄武の亀と蛇の合わさった姿を、陰陽が合わさる様子に例えている。「玄武」の本来の表記は「玄冥」であり、冥界と現世を往来して、冥界にて神託を受け、現世にその答えを持ち帰ることが出来ると信じられた。

四霊(しれい)

 四霊とは中国古代経典『礼記』に記される四種の神獣で、四瑞とも呼ばれる。一般的、麒麟、鳳凰、亀、応竜を指す。瑞獣の「瑞」は中国語で「吉祥」、「めでたい」という意味を表し、瑞獣は吉祥獣と呼ばれることもある。

  • 麒麟

 麒麟は、中国神話に現れる伝説上の霊獣である。獣類の長とされ、これは鳥類の長たる鳳凰と比せられ、しばしば対に扱われる。中国古代では麒麟がめでたいことを象徴しており、雄が麒であり、雌が麟であり、二千年以上生きていると言われている。そして性格温和で人間や動物に対して害がないので、「仁獣」とも呼ばれる。

 

  • 鳳凰

 鳳凰は説の鳥、霊鳥である。鳳皇とも呼ばれる。日本や朝鮮など東アジア全域にわたって、装飾やシンボル、物語・説話・説教などで登場する。現代では通貨や郵便ステーショナリー、各種団体の意匠にも取り入れられている。中国と日本ではそのデザインが違う。現代の中国では頭はキンケイ、胴体はオシドリ、尾は孔雀、足は鶴、嘴はオウム・インコ、翼は燕とされる。

 中国神話等では、背中の甲羅の上に「蓬莱山」と呼ばれる山を背負った巨大な亀の姿をしており、蓬莱山には不老不死となった仙人が住むと言われている。東洋の神話等においては、亀は千年以上生きると強大な霊力を発揮し、未来の吉凶を予知出来たのではないかと言われる。

  • 応竜

 応竜は、中国語の古書『山海経』の中にあらわれる怪物である。竜の一種とされ、帝王である黄帝に直属していた竜である。4本足で蝙蝠ないし鷹のような翼があり、足には3本の指がある。天地を行き来することができる。応竜は天馬を生み、飛竜は鳳凰を生むといわれている。

以上、中国古代の神獣を紹介しました。また、皆さんが中国文化に触れるように、我々東京池袋に所在する中国語教室では定期的にいろいろなイベントを企画しており、ご興味があれば、ぜひともご参加ください!