中国人の主食ーー後篇

米食

 前篇の中国語文化ブログでも紹介したが、中国では歴史的な農業におけて生産地の長江流域と小麦生産地の黄河流域に分かれている。長江流域の降水量が多く温暖な気候に恵まれ、前5000年頃中国の稲作農耕が開始されたことが、遺跡の発掘で実証された。今度、我々東京池袋に所在する中国語教室から中国人の主食を続けて紹介していただきます。

 だから、南方は全般的に米を主食とすることが分かっている。米は炊いてご飯として食べられるだけではなく、原材料として様々な加工手段と調理方法により、何十種類の食べ方がある。では、これから幾つかの代表的な米食料理を紹介しましょう。

・米線(ミーシエン)中国語で「米(mǐ)线(xiàn)」と呼ばれる。米と一定割合の他の農作物から作られ、うどんのようなものであり、ライスヌードルの一種だ。断面が丸く、太さと弾力が少しある。熱めに加熱された鶏ベースのスープに客が自分で、小皿に盛られた野菜、生の肉や魚の薄きりなどのトッピングを次々に入れ、スープの余熱でそれらのトッピングに火が通り、湯がいた米線を入れると、すぐ食べられる。手っ取り早くできる料理なので、中華風のファストフードとみなされている。米線の中で一番有名なのは雲南米線であり、この料理が雲南料理として海外でもよく知られているようだ。当中国語教室の生徒さんにも米線はどういう食品なのかをきいてみたことがありますが、知る生徒さんは非常に少ない。JR池袋駅西口で「万宝米線店」がありますので、是非食べてみてください。

・ビーフン 中国語で「米粉」と書き、もち米を原料とするライスヌードルの一種だ。米線と違い、米の割合が百パーセント、そして地域によって形状が一つに限らない。米線のような切り口が丸く細長いものがあるし、幅が広く平たいものもある。日本ではよく知られたビーフン料理はきっと「焼きビーフン」だろうか。中国で最も有名なのは「桂林米粉」だ。温かいビーフンの上に煮込んだ肉をのせ、客が自分の好き筍の漬物、インゲンの漬物、唐辛子、刻み葱やパクチーなどのトッピングを適宜に入れと、口触りが滑らかで美味しい「桂林米粉」が完成。

・パーポーファン 中国語で漢字の「八宝饭」と書く。もち米にこしあん、連の実、ナツメ、干しぶどう、干し竜眼などの縁起の良い八つドライフルーツを飾りつけ、蒸し上げてから氷砂糖で作ったあんをかけたスイーツである。このスイーツは家族の団欒を象徴するので、伝統的な食べ物として中国の大晦日のような重要な祝日でよく見られる。

・ちまき 中国語で「粽子」と呼ばれる。日本のスーパーで販売されているちまきとほぼ同じく、もち米を葉で包み、蒸すもしくは茹でる方法で加熱して調理方法が普通である。ちまきの葉の種類は地元の習慣によって異なる植物の葉を使用しており、よく使われる葉は蓮の葉、葦の葉や笹葉などがある。また、中国の少数民族地域におけて竹筒に入れたちまきもあり、「竹筒粽子」と言う。そして、多民族国家としての中国ではちまき中に入れ具材、お味(うすしお味、甘口)や形など、地域によってまちまちだ。実は、JR池袋駅北口でいろんな中華料理屋で粽子を売っています、是非食べてみてください。

・年糕(ニェンガオ)もち米の粉を蒸して作る中国式のおもちである。年糕は毎年生活が上がっていく意味の「年年高」と繋がるので、伝統的な食べ物として旧正月の食卓に欠かせない、縁起をかつぐ食べ物のひとつだ。北方には年糕の蒸し物と揚げ物が甘口にし、南方の年糕は蒸し物と揚げ物のほかに野菜と炒め、スープにすることもあり、甘口と塩辛口がある。

・お粥 中国では「粥」と呼び、米のものを「大米粥(ダーミージョウ dàmǐzhōu)」、「稀飯(シーファン xīfàn)」、「糜(ミー mí)」などとも呼ぶ。小豆や緑豆などの豆類、またさつまや芋栗などが一緒に入っていることも多いが、鶏卵、お肉(魚、豚肉、牛肉、鶏肉)、皮蛋や野菜などさまざまなものも用いる塩味お粥も人気である。消化しやすくて栄養たっぷりなのでよく朝と夜で食べられる。また、お粥の上澄みのような白濁のスープを使う火鍋もあり、「粥底火鍋」と呼ばれ、それは広東省の順徳郷土料理の名物だ。食べ方は普通の火鍋と同じだが、最後には残り物にお粥の米を入れ、雑炊になった。

 東京の池袋ではたくさんの中華料理店が集まっており、そしてどの中華物産店でも肉まんやシュウマイなどの各種点心の冷凍食品を普通に取り扱っている。皆さんはご飯と焼き餃子にのみならず、ほかの主食も試してみてください。また、皆さんが中国文化に触れるように、我々東京池袋に所在する中国語教室では定期的にいろいろなイベントを企画しており、ご興味があれば、ぜひともご参加ください!