中国の七夕

     中国の七夕はまだ先?

    日本人にとって七夕といえば、7月7日。しかし中国では、旧暦で祝うため今年は8月9日が七夕にあたる。今日、中国語教室東京池袋校のOnly語学塾は皆さんに「中国の七夕」をテーマとして紹介させていただきます。

    「七夕」は中国語で「七夕节」と言う。中国のバレンタインデーだ。

    その由来は古代中国の伝説に出てくる知らない人はないくらいの「織女と牽牛の物語」である。(図1)牛郎は誠実で正直な働き者の若者で、たった一頭の老いた牛と貧しい生活をしていた。牛は牛郎が一人ぽっちなのを見て、嫁を世話してやろうと思い、某月某日に七人の天女が下界に降りてきて遊び、天の河で入浴するから、もし天女の服を盗んだら、その天女が彼の妻になると教えてやった。牛郎はその言いつけ通り、織女の服を盗み、それから二人は夫婦になり、三年のちには男女二人の子宝までもうけ、幸せな生活を送っていた。ところが、娘が下界で暮らしていることを知った天帝は、織女を天に連れ戻し、その罪をただした。こうして仲の良い夫婦は残酷にもあいだを裂かれてしまった。牛郎は天に登るすべもなく、死ぬほど悲嘆にくれていた。二人のゆるぎない愛情に感動した心のやさしい鳳凰は、天下のかささぎを呼び集めて、かささぎの橋をかけ渡し、夫婦はついに七夕にめぐり会うことができた。もし興味があれば、東京池袋駅に近くの中華書店でいろんな古代中国伝説の本がありますが、ぜひ読んでみて下い。

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    いま、中国各地の七夕の風習はそれぞれ。

    浙江省の嘉興市には七夕「香橋会」と呼ばれるものがある。(図2)人々は毎年七夕の日に集まってきて、「香橋」と呼ばれる橋を作る(紙で包んだ線香を使って作られた)。夜になると人々は織姫星と夏彦星を祀り、幸福を祈り、最後に「香橋」を焼く。焼く儀式は織姫星と夏彦星が既に「香橋」を渡り、喜びのうちに出会うことができたということを意味している。この「香橋」は、伝説の中のカササギの橋が時と共に変化したものといわれている。

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    また、七夕で良縁が結ぶと信じて、大規模な街コンが全国で開催される。仕事の都合で参加できなかった息子のため釣書をカメラに収めるお父さん。(図3)中国でもご両親は子供の婚活に必死ですね。

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    バレンタインデーと言えば、プレゼントに一番人気は花、七夕の値上がりは大幅。ちなみに筆者は中学生の頃はその日で花を売るバイトをしても受けたお金は、父にバイキング料理をご馳走した。親は前世の恋人だもんね。

  毎年七夕の日になると、われわれの中国語教室に先生たちが手作りの竹の枝を飾り、生徒さんに中国語での願望を書いてもらっている。以上、中国の七夕を紹介しました。また、皆さんが中国文化に触れるように、我々東京池袋に所在する中国語教室では定期的にいろいろなイベントを企画しており、ご興味があれば、ぜひともご参加ください!